●119 金波銀波 きんぱぎんぱ 〇いましものぼるあさひに

 表題:金波銀波
 読み:きんぱぎんぱ

 収録:(A)童謠唱歌名曲全集 第4巻 田村虎蔵他編 京文社 1931(S.7).1.27=初 ◎Copy=(K34)
    (B)音樂の學習 山本正夫著 大明堂書店 1930(S.5).7.16=初 ◎Copy=(K51) ※作曲者名なし
    (C)唱歌ペイジェントの研究 山本正夫著 大明堂書店 1934(S.9).5.12=初 ◎Copy=(K52)

 記譜:(A)(C)単声(伴奏付き) 変ロ長調 4/4→3/4 (B)伴奏なし

 インチピット:ソソドレミド|レミドラ|ソドレミミレド

 曲:山本正夫(1880-1943)
 詞:犬童球渓


[詞] ※(A)童謠唱歌名曲全集 第4巻より

1.今しも昇る旭日に 後光(ごこう)は四方(よも)を染めつゝ
  白銀(しろがね)の波はたゞよひ 涯(はて)しも分かぬ海原
  空には鴎三つ四つ

2.今しも沈む夕日に 一すぢ赤く染めつゝ
  黄金の波ぞ寄せ來る 涯てしも知らぬ海原
  沖には白帆三つ四つ


[詞] ※(B)(C)音樂の学習より (B)は1.2節がただよふになっている?

1.今しも昇る旭に 後光(ごこう)は四方(よも)を染めつゝ
  白銀の波は漂[ふひ] 涯(は)てしも分かぬ海原
  空には鴎三つ四つ

2.今しも沈む夕日に 一筋赤く染めつゝ
  黄金(こがね)の波ぞ寄せ來る 涯てしも知らぬ海原
  沖には白帆三つ四つ


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